P2P上場企業がビットコインマイニングの巨頭に変身 BTBT株価が1451%急騰

最近、ある有名なブロックチェーンコミュニティの創設者が、米国株式市場に上場している中国のP2P会社を買収し、その名前を「Bit Digital」に変更したとの報道があります。同時に、ナスダックの取引コードも「BTBT」に変更されました。公開された情報によると、Bit Digitalの新しいビジネス範囲はビットコインマイニングを含み、2万台以上のビットコインマイニングリグを保有してマイニング作業を行っています。

この買収された会社はもともと自動車ローンビジネスに特化したP2Pプラットフォームで、2018年3月にアメリカのナスダックに成功裏に上場し、「中国自動車ローン第一株」と称されました。しかし、その後、同社は不法な公衆預金の吸収の疑いで上海警察に捜査され、初めてこの運命を辿った米国株上場のP2Pプラットフォームとなりました。

注目すべきは、この買収者が以前に発行した暗号通貨があり、その後、通貨の価格が大幅に下落したため、プロジェクトをパブリックチェーンからマイニング通貨に転換し、マイニング配当の概念を打ち出したことです。ユーザーがこのトークンを保有することで、会社のマイニング配当を得ることができ、会社はマイニング収益を使ってトークンを継続的に買い戻し、焼却することを約束しました。しかし、様々な理由により、これらの活動は後に中止されました。

Bit Digitalが10月19日にSEC公式ウェブサイトで公開した半年報告書によると、同社は上半期に展開したビットコインマイニングのハッシュレートが1250PH/Sに達し、ナスダック上場企業の中でビットコインハッシュレート規模でトップに立っています。同社のビットコインマイニング事業は今年の2月に始まり、22869台のマイニングリグを展開し、949.51枚のビットコインを採掘しました。6月30日現在、ビットコインマイニング事業は同社に69万ドルの収益をもたらしました。

最近、ビットコインの価格が上昇し続ける中、ナスダックに上場しているビットコイン関連の概念株も全般的にかなりの上昇幅を見せています。市場のデータによると、Bit Digital（旧可牛金融）の株価は年初に低点まで下落しましたが、マイニング事業を開始してから持続的に上昇し、2020年の累計上昇幅は1451.55%に達しました。

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この一連の変化は、従来の金融企業がデジタル通貨領域に転換するトレンドを反映しており、またビットコイン市場の熱気が関連する概念株に与える影響を浮き彫りにしています。暗号通貨市場の発展に伴い、より多くの伝統的企業がこの新興分野で機会を探ることが見られるかもしれません。